一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全26チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025・岩手県大会』を6月21日(土)に開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
スポGOMI甲子園2025・岩手県大会の激闘を制したのは
「サポタージュ」
花巻南高校チーム
当日は参加者全76人で、22.63Kgのごみを集めました!
全26チームが参加した岩手県大会。昨年から連続出場のチームが有利かと思われましたが、初出場でしかも盛岡市内の高校ではなく、花巻市の花巻南高校「サポタージュ」チームが、ごみ総量5.3kg/330.0ポイントを獲得し、準優勝チームに32ポイント差の僅差で優勝。12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。オリジナルアイテム賞は、ハチマキ、軍手、ごみ拾い用BOXに丁寧にSGDsのコンセプトを描いた「ポイ捨て撲滅☆もりふのエンジェルズ」盛岡大学付属高校チームが獲得しました。
岩手県大会は盛岡中央公園を囲むように約1km四方に競技エリアを設定しました。海洋ごみとは縁遠いと思われがちな県都・盛岡市ですが、市内中心部には一級河川の北上川とその支流があり、三陸沿岸へ流れこみます。競技エリアは、盛岡中央公園とその周りの商業施設と住宅地がまたがる広範囲に設定。近年ではポイ捨てをしない、街をきれいにする意識がさらに高まり、普通に歩いているとごみを探すのが難しいエリアです。そんな環境の中でも高校生たちは3人1組で広い範囲を早歩きで探り、たばこの吸い殻や草むらの陰にあるごみを探しだし、26チーム全体で総重量22.63kgのごみを拾い集めてきました。参加した選手のコメントで、「参加して気持ちよかった」「良いことをしている実感がわいてくる」「もっとこの活動を広げようと思う」など前向きな発言が多かった岩手県大会でした。
イベント概要
日程 | 2025年6月21日(土) |
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開催場所 | 岩手県盛岡市本宮地区 (集合場所:杜の住宅公園みらいえ) |
参加人数 | 1チーム3名×26チーム=76人 (2人体調不良により参加せず) |
拾ったごみの総重量 | 22.63kg |
主催 | 一般財団法人日本財団スポGOMI連盟 一般社団法人ブルーオーシャン岩手 |
協賛 | みちのくコカ・コーラボトリング すし清次郎 |
共催 | 日本財団 海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE |
オフィシャルパートナー | 岩手めんこいテレビ |

競技終了後 参加者全員で
「チェンジ・フォー・ザ・ブルー!」

優勝した「サポタージュ」
花巻南高校チーム

オリジナルアイテム賞
「ポイ捨て撲滅☆もりふのエンジェルズ」
盛岡大学付属高校チーム

2位「盛岡四校猿舘組」
盛岡第四高校チーム

3位「チームパッション」
盛岡第一高校チーム

スタート前の作戦会議中

競技終了後 ごみを分別して計量コーナーへ