2023年10月18日、宮古水産高校の海洋生産科の2年3年の生徒18人が岩手県三陸海岸の山田湾にある宮古水産山田実習場の海岸でごみ拾い活動をしました。
1回目は5月15日に実施しましたが、今回も同様に拾ったごみを分別して重さをはかりました。
この実習浜は岩手県三陸沿岸の山田湾の中の小さな入り江を宮古水産高校が専用に使用しているもので、一般人の立ち入りが禁止されており、海岸のごみは基本的に海からの漂着ごみとなります。
前回と今回のデータを比べて見ると、ごみの重量は少し減りましたが、同じような傾向でした。(下図棒グラフ参照)
漁具の漂着ごみの割合が前回、今回ともに50パーセント以上でした。(下図円グラフ参照)
これは、すぐ近くで養殖が盛んに行われていることが要因と考えられます。
また、今回は実習で地引網を2回実施しました。浅瀬の海藻を隠れ家にする稚魚を調査捕獲しました。
今後もこの海岸で定期的にごみ拾いをしてごみの種類と重さをデータ化していきます。
また、地引網作戦で、魚の種類や数量がどのように変化するのかも見ていきます。
加えて海中撮影も行いました。これも継続していきます。
日程 | 2023年10月18日(水) |
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開催場所 | 岩手県・三陸海岸 宮古水産高校山田実習場海岸 |
共催 | 日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」 一般社団法人ブルーオーシャン岩手 岩手県立宮古水産高等学校 |